気仙沼市立大谷小学校・同幼稚園スクールバス
運営資金募金のお願い
運営資金募金のお願い
3月11日、東北地方太平洋沖地震による津波の発生により、私どもの住む地区(気仙沼市本吉町)では、子供たちの通う気仙沼市立大谷小学校の1階が、また同幼稚園は全て浸水するという大きな被害を被りました(小学校、中学校、幼稚園と同じ場所にあります)。
4月21日から学校、幼稚園ともに始まりましたが、がれきの撤去作業や仮設住宅の建設工事で、校庭にも重機やダンプが行きかい、歩道どころか車道の復旧も進まず、信号も動いていなかった状況の中で、子供たちを歩いて通学させるのはあまりにも危険ではないかということで気仙沼市立大谷小学校PTA・気仙沼市立大谷幼稚園父兄会役員が立ち上がり、これまで幼稚園の父兄が自主的に運行していた送迎バスを、小学校にも運用できないかと考えました。その幼稚園バスは震災当時園児の送迎で走っていましたが、地震直後高台に停車し津波が来るまでの約1時間その場所を離れなかったことで、津波からたくさんの園児を守ってくれました。同時に、バス会社にとっても、他の全てのバスが流され、唯一残ったのがこの園児送迎用のマイクロバスだったため、復興の証としてそのバスを走らせたいと、この企画に協力してくださることとなりました。
上記のような事情から、バス会社の協力を得て格安でスクールバスを走らせていただくことになりましたが、当然バス運行には費用がかかります。ちなみに、1日7回の周回にかかる2名の方の人件費・燃料費を含めた諸経費が1ヶ月25万円、年間300万円になります。被災から時間だけは経っていますが、まだ当地域は復興どころか復旧もままならず、主要産業である漁業が壊滅状態でたくさんの方々が失業し、家も家族も失い夢も抱けない状況が続いています。せめて子供たちを安全に学校に通わせられるよう、スクールバスの運営費用に充てる募金のご協力をお願いしたいのです。ご支援よろしくお願い申し上げます。
平成23年8月
気仙沼市立大谷小学校PTA会長 : 芳賀孝司
気仙沼市立大谷幼稚園バス会長 : 熊谷信一(現PTA副会長)
会計責任者: 高橋弘則 (気仙沼信用金庫業務課法人営業推進チームリーダー)
※平成24年4月(新学期に伴い役職変更)
気仙沼市立大谷幼稚園バス会長: 小野寺賢
※平成25年4月(新学期に伴い、名称及び役職変更)
気仙沼市立大谷小学校PTA会長: 高橋弘則
気仙沼市立大谷小学校・大谷幼稚園バス父兄会 会長: 平塚兼伸
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2015.8.29 追記
国交省の通達により、バスの運行費用が固定化(値上げ)され、大谷地区の利用状況から
一か月45万円と定められました。
その関係で、一か月25万円として年間300万円と考えてきた最低目標金額を、
年間540万円へと引き上げることにいたしました。
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同時代を生き、被災をしていない私たちが立ち上がり、子供たちが夢や希望を持てる
地域再生の一助となりませんか。力を、心を合わせましょう。
東京窓口
山本和子(今井文具店)
(東京都文京区小石川 3-2-27 Tel 03-3811-3420)