2012年11月26日月曜日

大谷小学校

11月17日に文京区小石川にあります礫川(れきせん)小学校の開校140周年記念式典がありました。
第二部祝賀会のオープニングに何と大谷小学校の生徒さん28名と虎舞保存会の方々が郷土芸能を披露して下さいました。
この『平磯虎舞』の発祥は天保時代にまでさかのぼると言われています。戦時期中断し、
昭和44年に青年会が復活させ、平成3年には全国青年大会郷土芸能の部で最優秀賞をとる
など、見ごたえのある素晴らしい演舞です。「虎は千里行って千里帰る」という諺通り、航海安全、必ず遠距離でも元の場所に戻ってくる・・という言い伝え通り、東北の漁業地には欠かせない縁起物の郷土芸能であると聞いています。
3・11で稽古場も、太鼓などの道具も、衣装もすべて流されてしまいました。メンバーの中には家が流された人もたくさんおります。1年8ヶ月過ぎましたが、今回のように大谷小学校の生徒さん28名を含む虎舞の方々が、はるばる東京までいらして下さったのことに、心より感謝申し上げます。
有難うございました。
ご支援を下さった、(財)日本青年館・表町町会有志の皆さんにも感謝です。