2015年5月31日日曜日

礫川小学校避難所運営訓練にて

5月31日、晴天の中、礫川小学校避難所運営訓練がありました。


訓練は、
 第一部:「助ける人になる」スキルアップ訓練
 第二部:「避難所体験者の話を聞く」
の二部構成になっており、第二部では気仙沼 『藤仙』 の小野寺優子さんに実際の体験をお話しいただきました。

実際に東日本大震災を体験し、避難所での共同生活を体験した人の話を聞く機会は滅多になく、
また、「震災がどれほど恐ろしいものか」という感情的な内容のみならず、避難所で生活する立場として、避難所を運営する立場として、あるいは避難所ではなく自宅で震災後の生活を営んできた立場として、それぞれにどういう想いがあったかを詳細にうかがうことができたのは大変貴重な経験でした。



100名を超える聴衆は、水を打ったように静まり、緊張感のある講演でした。
テレビを通じてどこか他所の世界だと感じていた 「避難所」 で生活することが何を意味するか、どういったストレスと闘うことになるのかをリアルに描けたのではないかと思います。
また、聴衆の多くは小学生や未就学児連れの家族で、震災当時、幼稚園児を含む3人のお子さんを連れて避難所で生活を送った小野寺さんの体験談は関心が強かったのかと思います、お母さん方がメモを取っている姿を随所で見かけました。



様々な人が様々な立場で混在し生活を共にする避難所を運営することがどれだけ大変なことかを改めて認識し、身の引き締まる想いのするお話でした。



表町町会 募金

文京区小石川の表町町会では、日赤募金の期間に、下の写真のような選択制の募金袋を町会員に配布しています。(しわくちゃですいません)



今回は、①に大谷こども未来基金を載せさせていただきました。
ちなみに、②、③は福島への支援です。

ご協力ありがとうございます。