2013年11月25日月曜日

気仙沼訪問(11/23~11/24)

今年の7月に、大谷幼稚園の新校舎が完成して以降、初めての気仙沼訪問になりました。

校舎は、以前の場所から500メートルほど内陸の高台に立地しており、以前のデザインを踏襲したものでした。晴天に恵まれてか、園内は非常に明るく感じました。





そこで、PTAの方と、話をする機会を得て、バス利用者はますます増えているということがわかりました。
その理由として、


・瓦礫の撤去はほぼ終わったものの、現地での土木事業は継続的に行われているため、
大型車の往来が絶えない(学校近辺の道路は未だに補修されていない)

・共働きの家庭が増えて、親が送迎できない状況になってきている。

・瓦礫の撤去後の敷地は空き地のままで、人の往来が少なく、世間の目が届かないエリアが広いために、家の前まで送り届けてくれるバスの存在に安心感がある


ということでした。

下の写真は2013年11月24日現在の陸前高田市の写真ですが、未だに重機が入っており、これらの理由が容易に想像できるような状況でした。



大谷小学校では、被災前のグラウンドには未だに仮設住宅が建ち並ぶ中で、後者の裏手にある仮設グラウンドが整備・拡張されていました。
当日は日曜日で、大谷小学校少年野球チームの練習している風景を見ることができました。(写真は残念ながら撮れませんでしたが。)


また、今回の訪問では、気仙沼の水産業者、八洋水産の関連会社「GANBAARE」のショップに立ち寄りました。

GANBAARE株式会社の店頭


帆布製品(バッグ・財布など)の製作・販売を行っています


偶然にも八洋水産の常務取締役、清水勝之さんが私のかつての教え子であることを知り、
33年ぶりの再会を果たしました。

また一つ、気仙沼との縁が深まり、有意義な訪問となりました。


2013年11月4日月曜日

大分合同新聞に掲載されました!

大分合同新聞の2013年11月4日(月)の夕刊4面に、以前ドリームキャッチャーズ大分から寄付を頂いた件が掲載されました!

(※紙面上では、大谷小学校と大谷幼稚園が「津波で流され、移転」となっておりますが、小学校は津波の被害には遭っておりません。)

2013年10月31日木曜日

10月31日

今月から、知人の紹介で奈良県のイタリアンレストラン「ルスティカ」さんと、
同じく奈良県の「ラスティックベーカリー」さんに募金箱を置かせていただくことになりました、

東北地方の復興は現在進行中です。
末永くよろしくお願いいたします。

2013年10月13日日曜日

10月13日

秋天の候。
恒例となった、江戸消防記念会 第四区木遣親声会 第四筒先・道具中の
「木遣不動尊祭」のお縁日が澤蔵司稲荷で開かれました。
表町町会では、サイコロステーキとワインを販売し、その売り上げ(純益)¥4,400を当基金にいただきました。
また、別当からもご寄進を頂戴しました。

町会テント
サイコロステーキ販売の様子。澤蔵司稲荷さんのブログに掲載されています。

2013年9月15日日曜日

表町町会 祭礼

9月14日

表町町会、秋の祭礼。14・15の両日の予定が、台風で一日だけになってしまいました。
昨年どおり、ビールを販売した金額を全額、気仙沼へ・・ということでした。

一杯300円、二杯で500円。
テントを張り、くつろげる椅子を用意し、おつまみもサービス。
たった一日でしたが、プロ級のサーバーの営業力もあり、¥61,100もの売り上げになりました。

飲んで協力くださった皆様もありがとうございました

模擬店の様子です

2013年9月10日火曜日

ドリームキャッチャーズ大分

8月24日、ホルトホール大分にて「ガイアシンフォニーNO.7」の上映会がありました。
企画なさったのは『ドリームキャッチャーズ大分』の方々です。
477名の入場者があり、そのチケット販売+募金箱の全額¥522,085のご寄付をいただきました。
ご担当の2名の方が9月10日に東京の当店まで訪ねてみえての恵贈となりました。この様子は大分合同新聞に掲載されているようですが、情報が届き次第、アップさせていただきます。
多大なご協力に心より感謝申し上げます。

2013年9月2日月曜日

小石川整骨院

最近、通い始めた地元の整骨院:小石川整骨院
ふと、レジの脇に目をやると、ここにも募金箱がおいてありました!


お話を伺うと、どうやら常連のお客さんが募金箱をおいて下さい!と頼んでくれたとのこと。


プロジェクトのサブタイトルでもある

小石川・気仙沼ともだちプロジェクト

を強く感じた出来事でした。



2013年8月2日金曜日

大谷幼稚園、新校舎

大谷幼稚園の校舎は津波による被害で使われておらず、幼稚園は大谷小学校の一階を間借りする形で運営されてきました。

それが、この8月に新校舎が完成し、幼稚園自体がそちらへ移動する運びとなりました!!




取り急ぎ、報告させて頂きます。

2013年8月1日木曜日

7月のイベント

7月はイベント協賛の多い月でした。
まとめて報告いたします。


〇7/20 朝顔・ほおずき市(文京区、傳通院境内)

浪越指圧センター治療部の先生方がチャリティー指圧で3時間協力して下さり、¥7,551を寄付して頂きました。
また、朝顔を販売している傳通院境内のテントでは、表町町会が気仙沼・菓子舗うつみさんのお菓子をセットで、さらに南三陸・及新さんの生わかめ・すき昆布も販売しました。朝顔を買うついでに立ち寄ってくれた方に、ポン酢とおろし生姜をつけての試食を出したのが効果的でした。2日目には完売し、¥7,360を寄付致しました。


〇7/20 学校法人浪越学園・日本指圧専門学校 学園祭
http://www.shiatsu.ac.jp/notify/20130720_festa.html

朝顔・ほおずき市と同日に、浪越学園で学園祭が行われました。そこでは学生さんたちによるチャリティー指圧が行われ大勢の方が募金され、¥86,218頂きました。


〇表町町会・夏の『チャリティーラジオ体操』

今年で3年目になる、”朝のラジオ体操に一日一人参加につき20円を寄付しよう”企画。
今年は12日間でのべ2,602名、\52,040をお送りすることになりました。
大勢の方の早起きに感謝致します。





2013年5月31日金曜日

芳文堂書店の募金箱

芳文堂書店においてある募金箱に500円以上募金すると、


今なら可愛い手作りのしおりがついてきます!!






...あまりにも可愛かったので宣伝してみました。



2013年5月27日月曜日

気仙沼視察(5/24~5/26)

『大谷こども未来基金』をスクールバスプロジェクトと連動させてから1ヶ月。

新学期が始まり、校長先生を始めとする先生方や、PTAの役員の方々、それにバスの会の会長さんも新旧入れ替わったため、顔合わせと視察を兼ねて、気仙沼に行ってまいりました。

ちょうど25日には小学校の運動会が催されたため、皆様とお会いすることができました。








----

新しくバスの会の会長になられた平塚兼伸さんについて、少しご紹介させていただきます。

平塚さんご夫妻は、震災直後から自坊・曹洞宗仙翁寺に300名の被災者を3ヶ月にわたってお世話なさいました。

その後も献身的に被災した方々の心に寄り添い、三回忌法要では萬手観音の開眼法要(詳細:岐阜新聞web)をなさり、地元の方々からも尊敬されている立派な方です。

---


運動会終了後、新旧バスの会の役員の方々と『大谷こども未来基金』の今後の運営方法について
具体的に話をしました。

日々変化する現地の状況・ニーズに合わせ、手探り状態ですが、プロジェクトの経過について、これからも随時ご報告させていただきます。




2013年5月14日火曜日

桜ヶ丘幼稚園

桜ヶ丘幼稚園PTAの皆さんよりご寄付をいただきました。
ありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。


募金額:\49,764

2013年4月18日木曜日

本日よりプロジェクト名称を変更いたします!

このプロジェクトを立ち上げて、ちょうど2年が経ちました。
皆様のご協力とご理解のおかげで、大谷小学校・幼稚園の子供たちは、元気に登校・登園しております。

トップページの右側にも明記いたしましたが、フロリダ・Rosen Hotel&Resortsのローゼン基金より、2013年3月5日に $75,000 のご寄付をいただくことができました。仲介の労をとってくださったオーランド日本人会の方々にこころより感謝申し上げます。

現地の子供たちが健全に躍動するためには、まだまだ足りないものが山ほどあるという、担当役員さんたちの声。すぐに役立つものに使っていただかなければ意味がありません。そこで、本日より活動内容を大きく捉え、プロジェクト名称を

大谷こども未来基金

とし、サブタイトルとして、これまで通り継続する

スクールバス支援

小石川・気仙沼ともだちプロジェクト

の二つを並べるという型に変えていくことをご理解ください。

今後とも、どうぞ気仙沼本吉地区大谷の子どもたちの健やかな成長に、皆様、どうぞお力をお貸しください。

2013年3月2日土曜日

3月2日

昨年も3月に文京区で講演をして下さった、気仙沼信用金庫の
高橋弘則さん(プロジェクト現地責任者)にいらしていただきました。

今回は新宿に本部のあるコクア会のミーティングルームで
50名近い方々を前にして、2011.3.11のあの日とそれからの
気仙沼を語っていただきました。

NHKスペシャルで『〈魚の町〉は守れるか~ある信用金庫の200日~』が放映されたのが
ちょうど1年前です。今回は、そのDVDを持参しての登壇でした。
『地元企業の再生に全力投球している信金の瀬戸際の融資、他の金融機関とは
一線を画し、被災地経済の苦闘を伝える・・・』というその番組は、未だに再放送を
望む声の大きいドキュメンタリーです。勿論、高橋さんを含む気仙沼信金の方々の
奮闘ぶりは身を乗り出したくなるほどに伝わってくるものです。


コクア会の皆様はこれまでに映画「ガイアシンフォニー」の上映会の収益金や
イベントの度に収益を、こちらのプロジェクトにご寄付いただいておりますので、
そのお礼も含めての講演でした。また、3月2日当日、気仙沼の『うつみ菓子舗』さん
のお菓子・及新さんのワカメを買い取り、販売していただくという幾重にもの
ご支援をいただきました。


その後、高田馬場〈玄国寺〉さんにも、ご挨拶に伺いました。玄国寺さんでは昨年の
4月11日に ボニージャックスのバリトン 鹿島武臣さんのコンサートを開き、そこでの
売り上げをすべて、こちらのプロジェクトにご寄付いただきました。その後も、引き続き
募金箱を置いてくださり、継続的支援をいただいています。ここでも、また、『うつみ菓子舗』
 さんのお菓子をお彼岸にご利用いただけるという、嬉しいお話をいただきました。

地元の産業の復活なくしては、子ども達の未来もみえません。どうぞ、皆さん、
東北に足を運ぶか、東北の商品を進んで購入していきましょう。

2013年1月4日金曜日

あけましておめでとうございます。

昨年12月に、かねてよりご支援いただいているアメリカ・フロリダ州オーランド太鼓道場Japanese Association of Orlandoの代表、石倉武政さんに同行し、気仙沼に行ってまいりました。

津波の直撃を受けた幼稚園。地震のため、時計は2時48分で止まったまま。
小学校の校庭には立ち並ぶ仮設住宅。
かつてメインストリートだったと言われる荒涼とした町の跡。

 


 

スクールバス運行に際し、会社の再建も大変な中、最大限のご協力を頂いている大谷交通さんにも行きました。身を削ってのご協力、誠に感謝に耐えません。




偶然にもその翌日が大谷幼稚園の学芸会で、子供さんたちの無邪気な日常を垣間見られ、大変充実した時間を持つことができました。






また、今回、PTA会長・芳賀さんとゆっくりお話しする機会を得て、支援金の使い道を限定せずに、子ども達の活動に応じた教育的事象も含める、ということで合意を得ました。

今後は目的の項をひとつ増やすことをここにご報告いたします。
尚、プロジェクトの名称はこのままでまいります。


今年もよろしくお願い致します。

山本